子どもたちには、のびのびと育ってほしい。 子どもたちがこれから成長していくなかで、前向きに、いろんなことへ興味をいだくきっかけとなる場を自らの手で作りたい。
その夢を追いかけ、今年の9月大阪府警を退職し、大阪府守口市にアフタースクール「KIDS FAMILY」を立ち上げました。
皆さま、はじめまして。
株式会社DREAM ONE代表、中野拓真と申します。
アフタースクールとは、いわば民間の学童保育ですが、様々な視点からたくさんの体験プログラムを導入し、将来に役に立つきっかけづくりを行っている施設です。
共稼ぎのご両親のために、お子様をお預かりする施設でありますが、アフタースクール 「KIDS FAMILY」 では、就労形態に関わらずご利用になれます。
守口市では、この「KIDS FAMILY」が、初めての民間学童保育施設となります。
なぜ警察官からアフタースクールへ?
私は、小学校から大学まで、17年間、相撲という競技をやってきました。もともと子ども好きであったという自分の性格もありましたが、子どもたちに相撲を指導していくなかで、その成長を見届けていくことに、さらに生きがいを感じるようなっていきます。大学に入り、子どもたちにもっと何かできることがないか、という思いはますます強くなっていきました。
体育教員の免許を取ったのも、まさにその思いからです。
しかし、あるご縁をきっかけに、私は警察官となります。
警察官となって、様々な事件を目の当たりにしてきました。
そのなかでも、子ども被害が多いことがわかり、自分のなかである思いが湧きだってきます。
なんとか、子どもたちを守ることはできないのだろうか?
子どもたちを守れるような場所や、施設のようなものが必要ではないだろうか?
そのようななかで、自分自身にも子どもが生まれ、我が子の笑顔を見ていると、この思いはさらに強くなっていきました。
そして、この思いが「子どもたちにもっと何かできることはないのか」という学生の頃に思い描いていた夢と日を追うごとに重なっていきます。
「やはり、子どもたちを守りつつ、その成長の助けとなりたい!」
これが、アフタースクールを作ろうと思ったきっかけであります。
また最近では、共働きの家庭が増えています。
「働いていると習い事を通わせたくても、連れていく時間がない」
「休日は家族で過ごしたいのに、習い事に時間を取られてしまう」
「ただ預けるだけではなく、子どもたちに有意義な時間を過ごさせたい」
多くの保護者の方から、このような声もよく耳にしました。
その度に、アフタースクールは、こうした保護者の方への手助けともなるのではないだろうか、という思いも芽生えはじめていきます。
一度きりの人生です。
本当に実現したい夢があるのであれば、それに挑戦してみよう!
こうして私は、大阪府警を辞め、アフタースクール「KIDS FAMILY」を開設いたしました。
また 「KIDS FAMILY」 では、子どもたちだけではなく、保護者の皆様や地域の方にも楽しんでいただけるようなイベント等も開催していく予定です。
未来ある子どもたちに様々な体験を通じてきっかけを与え、それが未来への選択肢を広げます。
今しかないこの限りある時間が、「KIDS FAMILY」を通じて出会えた皆様にとって、かけがえのない時間になるものと信じております。